議会活動報告

平成 8年第2回定例会-06月25日

2000年1月1日

◆34番(竹間幸一) 次は,JR南武線の連続立体交差事業について,最初に土木局長に伺います。2期事業については,京急大師線の連続立体交差事業と同時進行は財政的に困難ということで,事業区間もまだ未定となっております。しかし,中原,幸区の道路の渋滞状況を見るとき,特に朝夕のラッシュ時は,南武線の踏切が最大の要因であることは明らかです。こうしたことからも,南武線の連続立体交差についての市民の要望は切実であります。財源が大変厳しいというのなら,主要事業のうち何を優先するか,このことが市民からはなおさら問われることになると思います。

高速川崎縦貫道路1期8.4キロメートルの総事業費は,現在の段階で5,202億円,南武線連続立体1期,これは完了しておりますが,3.9キロメートルの総事業費360億円を比較したとき,道路の渋滞解消や財政上からも,南武線の立体交差を優先すべきではないかと考えます。局長の見解を伺います。

また,関連して,交通局長に伺いたいと思います。道路の渋滞解消は,市営バスの経営にとっても重要な課題であると思います。中原,幸区の市営バスの路線で,踏切をまたぐ路線とまたがない路線との営業実績を比較して示していただきたいと思います。

◎交通局長(河野武) 中原区及び幸区を運行しておりますバス路線のうち,JR南武線の踏切を通過しております路線と,踏切通過のない路線の営業実績の比較についてのご質問でございますけれども,まず踏切を通過している路線といたしましては,平間駅の直近でございます平間踏切を川73系統の埠頭線が,また鹿島田駅と矢向駅の中間にございます塚越踏切につきましては,川63,64及び66系統の新城線,そして川83系統の小倉循環線が運行しておりまして,2ヵ所の踏切を合わせまして,3路線が通過運行を行っているところでございます。また,踏切通過のない路線といたしましては,川71系統の御幸線と川74系統の扇町線の2路線がございます。

次に,これら5路線の営業実績の比較についてでございますけれども,各路線ごとの充当車両数及び乗務員数とに相違がございますが,営業係数で申し上げますと,平間踏切を通過しております埠頭線につきましては,上平間・市営埠頭間のように,踏切通過のない区間の運行が大部分を占めているところから,115.1という状況にございますが,塚越踏切を通過してございます新城線は186.9,小倉循環線は250.9という状況にございます。また,踏切通過のない御幸線につきましては137.2,扇町線は188.2という状況でございます。以上でございます。

◎土木局長(渡瀬正則) JR南武線の連続立体交差事業についてのご質問でございますが,この事業につきましては,国の第11次道路整備5ヵ年計画の中で,矢向から武蔵小杉間が事業調査区間として位置づけられており,本市の第2次中期計画におきましても,総合交通体系の柱となる都市軸交通幹線網として,幹線道路とともに,JR南武線の連続立体交差事業を含めた,公共交通機関網の整備を重要な課題として位置づけているところでございます。 なお,事業計画につきましては,本市の財政負担はもとより,関係機関との調整度や事業の緊急性,必要性などを総合的に考慮いたしまして,策定しております。以上でございます。